大型種の去勢のタイミングっていつ？～去勢まで
すでに去勢はしたのですが、
考えても正解が見つからなかったのが、
去勢の時期です。
まずは去勢するかしないか
まずは去勢するかしないかという選択があるのですが、
・以前実家で飼っていたオス猫がマーキングしまくりだった
・手術したほうが精巣腫瘍にならないと言われている
・発情させる方がストレスでかわいそうという意見もある
・ポル１匹しか育てられないと思う
・万が一外に出てしまった時によその猫ちゃんを妊娠させたら大変
ということが主な理由で、去勢することにしました。
いつ去勢をするか
オスとメスでも時期が違うのですが、
オスの場合、最近は、生後半年頃にすることが多いようです。
病院によっては、７か月～からと書かれているところもあります。
もし大型種じゃなかったら、そこまで悩まず半年でしていたと思います。
なぜここで悩んだかというと、大型種で成猫になるまで
３～４年かかると言われているラガマフィンだったからです。
一般的な猫が１歳で成猫になると言われてて、
成長が緩やかで、もし３歳で成猫になるのなら、
生後半年で去勢するのは早くないかなあと。
あと、ポルのにゃんたまがちょっとまだ小さい気がして、
手術しても大丈夫だろうかと。
いろいろ大型種を飼っている方のブログなどを拝見いたしました。
その中で、あるブリーダーさんが、
”成長が緩やかなタイプの猫は、
１歳半くらいで手術する方が良いのではないか”
と書かれていて、それもそうだよなあと。
ただある一定までは体が成長して、そこから緩やかに成長するって
こともあるし、待っていて発情してもかわいそうだし、
マーキングを覚えても困る。
一度マーキングすると、手術してもすることがあるらしいし。
悩みに悩んだ結果
病院でも先生と相談したのですが、先生がおっしゃったのは、
・絶対に大型の猫にしたいかどうか
・通常は去勢しても８か月頃までは成長する
・ポルは診察してちゃんと、睾丸が陰嚢内に降りてきているし
触ってもしっかりある
で、私的には、サイズは小さいままでもいいし、大きくなってもいい。
ポルの身体的に問題がないのなら、発情し始めるという７か月より前に
手術しようと。
ただ、麻酔も打つので体重はよく言われる3kgになってからと決めました。
（これは先生が決めたのではありません。よく周りで聞く話で。）
まずは術前検査 別の問題が･･･
手術の日より２週間前に術前検査を受けました。
手術の後はずっとポルのそばに入れるように、
連休に予定を入れました。
ポルの通っている病院は、土日祝日も診察されてるので安心です。
他にも近くに夜間もやっている動物病院がありますし、
動物の救急センターも同じ市内にあるので行けます。
引っ越すときに病院があるのを確認して引っ越しました。
この時、体重2.8kg。あと２週間で200g 増えないと。
この頃は毎週100g ずつ体重が増えていたので、
おそらく大丈夫かなと。
血液検査でポルが嫌がって
（ポルは拘束されたり、後ろ足やお尻を触られるのが嫌い）
２人掛かりで固定されて先生に注射されました。
そうしたら、腰が抜けてしまったみたいで･･･。
ものすごくへっぴり腰でキャリーに入っていきました。
（それでもキャリーを開けると自ら入りました）
ここで先生から、びっくり発言が！
「まだ乳歯が抜けていないから、去勢までに抜けなかったら、
去勢の時に一緒に手術したほうがいい」
えぇ~！ 歯の手術？ 抜歯？
抜歯の手術について調べてみる
確かに口の中を見せてもらうと、
前歯の犬歯のところ？に乳歯が２本残っていました。
うわ~、この２週間で抜けないと大変。
家に帰って調べてみると、乳歯遺残というらしい。
乳歯が残ったままだと、噛み合わせや歯肉の健康に悪影響を及ぼすらしいです。
まあ、人間と同じですよね。
もう少し自然に抜けるまで待つこともできるのですが、
たいていは生後７か月までに抜けていないと自然に抜けないようです。
そうすると、また全身麻酔をして手術することになるので、
それなら、去勢と一緒にした方が負担が軽くて済むので一緒にするようです。
ただでさえ、去勢で負担になるのに、
抜歯もするとご飯も食べづらくなるだろうし、痛いだろうし
去勢手術までになんとか抜けないかな。
その日から、噛むおもちゃを積極的に勧めて(笑)、
遊んでるうちに自然に抜けないかなと。
手術１週間前
そして１週間後、掃除をしていたら歯っぽいものが1つ･･･。
ただ、歯かどうかの確証が持てない形。
そしてポルの口の中を見ようとしてもなかなか開けてくれず。
そしてその３日後、布団の上で明らかに前歯が１本落ちていました。
写真が出ます。見るの嫌な方は飛ばせるかなあ？ごめんなさい。
口の中をあくびをした瞬間見た感じですが、たぶんこれで２本とも抜けた！
いよいよ去勢
去勢の前日で無事体重は3kgになりました。
当日朝は絶食です。
前日も早めの夕食だったので、おなかは空いてるみたいですが、
そこまでご飯ちょうだい攻撃はなかったです。
あんまり早く病院に行って一人にするのはかわいそうなので、
11時ごろに病院へ。お昼に手術です。
夕方、お迎えに行くと、
「とってもいい子でしたよ」と先生はおっしゃってくださいました。
いつも病院では、先生にもスタッフの方にも愛想をふりまいてます(笑)
にゅんたまの傷口は猫用の接着剤で引っ付いているとのこと。
エリザベスカラーもしなくていいそうです。
一応、エリザベスカラーは、流行りのカップめんの容器「どん兵衛」で
作ったものと、クリアファイルで作ったものを用意してました(笑)。
先生に「ペロペロペロ」くらいだったらいいけど、
「ペロペロペロペロ」はダメと(笑)。
家に帰ってから、ペロペロを見ていたのですが、
舐めてるけど、その部分ではなくて、回りの毛を舐めてる感じで
いっぱい舐めてるけど、大丈夫そうです。
ずっと家に居てるし、危なかったら止めたらいいかと。
結局、エリザベスカラーはせずに無事きれいに毛も生えてきました。
超下痢した
翌日夕方、最高に下痢しました。
先生から、「無菌状態で手術してるからけど、念のため
抗生物質を２日分出しておきます。
もし下痢したらもうそれ以上は上げないで。
小麦粉とかで下痢するなら、下痢する可能性が高い。」
と言われてたので、気を付けていましたが、
トイレをした後を見たら、下したのは大したことないレベルでしたが、
（小麦粉やトウモロコシが入っていた時、１日に７回下しました）
周りの壁（プラボード）に物体が飛び散っていました。
（トイレの周りは飛び散ってもいいように透明のプラスティックの板を
置いてありました。）
去勢後変わったか
当日の夕方は割とおとなしめで、お腹もすいていると思うけど、
鳴いたりすることもなかったです。
まだ麻酔の影響が残っていたのだと思います。
すでに去勢の効果でおとなしくなったのかとも思いましたが、
全然違いました(笑)。
なんか以前よりパワフルになり、甘えん坊にもなりましたが、
子猫に戻ったみたいにやんちゃに戻りました。
おとなしめだったのは、当日と翌日くらいで、
その後はめっちゃ元気。
少しはおとなしくなることを期待したんですけどね(笑)
